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平安時代は、貴族を中心に利用されてきた温泉ですが、中世に入ると武士などの人々にも利用されるようになってきました。温泉の由来話や伝説の中にも多くの武将が登場するほどです。 どんなに名だたる名将といえども湯浴みをしているときは、もちろん裸で丸腰です。そのため湯屋等で襲われて討たれるということも少なくありませんでした。勇猛果敢な武将や腕のたつ武人を討つには、丸腰で全く無防備になる入浴時が格好のチャンスだったのです。このようなことから、武士達は湯に入るときも必ず刀を側に置いておくということが心得になりました。 今の時代のように、手足を伸ばしてリラックスなんて言ってられなかったのです。 |
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