観光都市いわきの中心地にあるいわき湯本温泉は、JR常磐線唯一の温泉郷です。古くから日本三大名湯として数えられており、平安時代には那須、有馬、玉造温泉とともに、当時の代表的な温泉場として知られていました。海や山などの豊かな自然に恵まれ、歴史を物語る数々の史跡に満ちています。現在では、年間35万人もの観光客を迎える温泉郷として賑わいをみせています。また、世界でも珍しい競争馬のための温泉もあり、名馬たちが温泉治療に訪れます。自然を満喫するもよし、史跡めぐりで太古のロマンに触れるもよし、様々な楽しみ方で、いわき湯本を堪能してみてはいかがでしょうか。

国指定史跡・中田横穴
古墳時代の装飾横穴墓で、我が国で貴重な古代史資料のひとつになっている。奥に入ると今でも壁に朱色で彩色された連続三角文が、色鮮やかに残っている。

沼之内弁財天
岩城則道公の妻が、浜に流れ着いた天女像を安置した場所といわれている。多くの伝説が残され、神秘的な佇まいを見せている。また体長1mにも及ぶ、国の天然記念物、大ウナギが生息していることでも有名な沼。

国宝・白水阿弥陀堂
永歴元年に岩城則道公の冥福を祈るために、妻の徳姫(徳尼御前)が郷里平泉の金色堂を模して建立したものといわれている。福島県内随一の国宝建造物で、堂内の阿弥陀三尊像は国の重文に指定されている。

お問い合わせ
いわき湯本温泉観光協会
〒972-8321 福島県いわき市常磐湯本町天王崎1-70
エ0246-42-4322 FAX0246-42-4399

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