今から1200年程の昔、奈良時代の延暦年間に、将軍坂上田村麻呂は朝廷の命を受けて、蝦夷征伐にでかけました。岩手山方面にひそんだ蝦夷の残賊の大武丸一族と将軍坂上田村麻呂率いる朝廷軍は、激しくぶつかり合い、戦いは幾日にも及びました。壮大な自然の中で、双方は苦戦を強いられましたが、軍配は坂上田村麻呂にあがりました。その後も田村麻呂は一賊も残さず討ち取り、完全に平定してしまいました。勝利を手にした坂上田村麻呂は、この地のあまりの美しさに、壮厳を感じずにはいられませんでした。坂上田村麻呂は、応神八幡大神に武運長久を祈願し、八幡大神と美しい風景を称えて、この地を「八幡平」と名付けました。 藤七温泉は、延暦16年(797年)、将軍坂上田村麻呂がこの蝦夷征伐のおりに、山中に分け入り見つけた温泉と言われています。 |
温泉データ | |
泉質 | 単純硫黄泉 |
温度 | 91度 |
効能 | 神経痛、慢性消化器病、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、皮膚病、婦人病、筋肉症、うちみ、冷え症 |
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