主な温泉の種類 |
単 純 温 泉
(旧)単純泉 |
源泉温度が25度以上で、1リットル中の遊離炭素、塩分、その他の固型成分が1グラム以下のものです。神経痛、リュウマチなどの治療に適しており、湯あたりも少ないので長期療養に適した温泉です。 |
炭 酸 泉
(旧)二酸化炭素 |
水1リットルの中に遊離炭素1グラム以下を有し、固型成分が1グラム以下のものをいいます。単純泉とほとんど同じですが、名前から想像出来るとおり泡がたちす。低温のものや冷泉が多い。心臓病、血管障害、官能性神経疾患、婦人科系の病気に効きます。 |
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重炭素土類泉 |
水1リットルの中に遊離炭素、固型成分がそれぞれ1グラム以上を含むものをいいます。リューマチ、神経マヒ、慢性皮膚病などに効きます。また、温泉水を飲むことにより胃腸病や膀胱炎等にも効きます。 |
重曹泉
(旧)含重曹食塩泉 |
食塩泉の中に重曹を含んだものをいい、アルカリ性泉の一種です。 |
食 塩 泉
(塩類泉)
(旧)塩化物泉 |
単純泉についで多い温泉で、水1リットルの中に固型成分1グラム以上で、食塩1グラム以上5グラム未満が 弱食塩泉、10グラム未満が食塩泉、10グラム以上が強食塩泉といいます。保温効果がよく湯ざめしない ので熱ノ湯ともいわれます。 |
ナトリウム硫酸塩泉
(旧)芒硝泉 |
硫酸ナトリウムを含んだ苦味泉の一種で胆のう炎や動脈硬化、リュウマチなどに効きます。飲泉にはあまり向いていない。 |
含食塩芒硝泉 |
食塩を含んだ芒硝泉で、効用は食塩泉と芒硝泉に準します。 |
カルシウム硫酸塩泉
(旧)石膏泉 |
カルシウムを多く含む苦味泉の一種で、リュウマチや創傷によく効き、飲むと利尿作用があります。 |
マグネシウム硫酸塩泉
(旧)正苦味泉 |
硫酸マグネシウムが主な成分でリューマチ等にききめがある。比較的数が少ない。 |
鉄 泉 |
炭酸鉄泉と緑ばん泉に分けられる。炭酸鉄泉は重炭酸第一鉄を含んでいるため、お湯を沸かすと色が赤くなります。緑ばん泉は硫酸鉄を含んでおり、酸性緑ばん性が多い。 |
酸 性 泉 |
日本特有の泉質。火山地に多いお湯で、多量の水素イオンをもつ。入浴方法もむずかしく必ず指示を受けて入るベきお湯です。 |
アルミニウム硫酸塩泉
(旧)明ばん泉 |
硫酸アルミニウム(明礬)が主な成分で、皮膚病に良くききます。比較的数は多く酸性明礬泉か酸性明礬緑礬 泉があります。 |
硫 黄 泉 |
水硫イオン、または硫化水素を含有しており、卵のくさったような特有のにおいがする。入浴方や飲用方によって諸病に効くものが多い。 |
放射能泉 |
ラドンやトロンが一定量以上含まれており、胃腸の病気やリューマチなどに効きます。ラジウム泉ともいわれる。 |
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