雄大な景色の中、ひときわ空高くそびえる吾妻山と安達太良山。この山あいから流れる、荒川の溪谷にある土湯は、山霧に包まれた温泉情緒にあふれたいで湯の里です。土湯は、東北地方に点在するこけしの産地としても有名で、こけしづくりの始まりは約300年ほど前といわれています。四月中旬には、土湯温泉の主護神薬師瑠璃光如来と、惟喬法親王を祭る、土湯こけし祭りがひらかれます。観光名所も様々で、土湯近くの仁田沼では、春になると水芭蕉の白い花が咲き競い、幻想的な景色になります。その他男沼、女沼、奧土湯溪谷など、自然にふれる場所がたくさんあります。史跡としては、聖徳太子にまつわる聖徳太子堂や薬子こけし堂など、土湯ならではのものがあります。温泉に浸かりにきたついでに、大自然の空気をおもいきり満喫するのもよいでしょう。

薬子こけし堂
お堂の中には土湯こけしが飾られており、薬師如来とこけし工人の始祖といわれる惟喬法親王が祀られている。

女沼
土湯には男沼、女沼と呼ばれる二つの沼があるが、そのうちの一つ。男沼と共に山津波によって生まれた。北岸は砂浜になっており西岸からは塩の川の溪谷美が望める。

仁田沼の水芭蕉
四月の半ば頃に春の訪れを告げるように、白い花を一斉に咲かせる。当地では、土湯温泉観光協会主催のミス水芭蕉コンテストが開かれる。

お問い合わせ
土湯温泉観光協会・土湯温泉旅館組合
〒960-21 福島県福島市土湯温泉町字上ノ町11番地
エ0245-95-2217

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